よくあるご質問

当事務所に寄せられる、よくあるご質問をまとめました。
ご相談、ご依頼の参考にしてください。

治療期間中について

  • Q. 自転車で走行中に車と接触をし、倒れて怪我を負いました。ただ、病院に行くほどの痛みではないような気がしますが、病院には行った方が良いでしょうか。
    A. 交通事故は、事故時には大きな痛みを感じなくても、後で痛みが強く出てくる場合や、痛みが慢性化してくることなどがあるようです。そのため、自分では大丈夫だと思っても、大切な身体のことですので、必ず医師の診察を受けるようにしてください。

    後に、事故から日数が空いて痛みが出て通院を開始したとしても、交通事故と怪我(痛み)との因果関係を否定されて、治療費を含め、交通事故の賠償を相手に請求できないリスクも発生してしまいます。

  • Q. まだ痛みがありますが、忙しくて病院に行っている時間がありません。何か私の不利になることはありますか。
    A. 通院の継続中においては、通院の間隔が空いたり通院日数が少ないと、痛みがあったとしても、それほど強い痛みではないことや、症状が緩和しているものと推測される恐れはあります。

    痛みが強い場合には、仕事や家庭のことなどで大変だとは思いますが、継続して病院へ通院されることをお勧めいたします。病院の待ち時間が長かったり、遠かったりなどで通院しにくい場合には、整骨院、接骨院に通院することも検討して良いと思います。

  • Q. 整形外科に行っても湿布をくれるだけで、特に何かをしてくれるわけではありません。それでも整骨院ではなく、整形外科に通う意味はありますか。
    A. 交通事故の治療について、病院よりも整骨院、接骨院や鍼灸などの方が効果を実感される方はいらっしゃるようです。しかし、必要な治療期間や休業期間を保険会社に説明し、裁判所に提出する証拠を作成できるのは、医者のみです(正確には柔道整復師等も作成できますが、証拠の価値が全く異なります)。

    また、後遺障害診断書を作成できるのは医師のみですので、整形外科への通院は絶対に行うようにしてください。主治医の先生が味方についてくれない場合、交通事故賠償は非常に困難を伴うことになってしまいます。

  • Q. 通院している病院の医師の態度が横柄で良くありません。転院をしたいのですが、可能なのでしょうか。
    A. 交通事故は、身体への侵襲が大きく、その治療はとても重要な意味を持ちます。そのため、ご自身のことを理解してくれる医師の治療を継続的に受けることが必要不可欠に考えております。

    そのため、医師と相性が合わなかったり、態度が横柄等のご不満がある場合、速やかなる転院をお勧めしております。

  • Q. 保険会社より治療費の支払いを打ち止めにすると言われました。どうしたらよいでしょうか。
    A. 確かに、治療期間については、傷害の内容に応じた相場のようなものは存在します。もっとも、主治医がまだ治療の必要性があることを認めてくれていれば、一般的には保険会社の判断を覆すことができます。弁護士は医師面談や医療照会を行い、治療の必要性を立証できる証拠を集めます。

    それでも保険会社が治療費の支払いを打ち止めにするのであれば、一旦は被害者において治療費の支払いを立て替えて治療を継続する必要があります。治療終了後の示談交渉等で、未払い治療費を請求致します。

  • Q. お医者さんより、そろそろ「症状固定」として、治療を終える頃だねと言われました。
     この「症状固定」とは、どういう意味なのでしょうか。
    A. 「症状固定」とは、「医学上一般に承認された治療方法をもってしても、その効果が期待し得ない状態で、かつ、残存する症状が、自然的経過によって到達すると認められる最終の状態に達したとき」と定義されています。

    分かりやすく言いますと、これ以上治療を続けても症状が改善しなくなった状態を指します(下図参照)。

    そのため、交通事故の治療の終わりを意味し、保険会社による治療費の支払いも症状固定日までとなります。症状固定日においてまだ痛みや障害が残る場合には、後遺障害の申請をして、残ってしまった痛みや障害に対する賠償を求めることになります。

    後遺障害が認定されたとしても、症状固定日以降の治療費は請求できないことには注意してください。

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