よくあるご質問

当事務所に寄せられる、よくあるご質問をまとめました。
ご相談、ご依頼の参考にしてください。

事故発生後について

  • Q. 交通事故に遭った場合、まず何をすれば良いですか?
    A. 被害者が負傷している場合には、実行困難なことも多いですが、できれば行った方が良いことを記載します。

    まず、加害者と加害車両の確認、警察への届出、保険会社への事故通知です。
    加害者側が誰であるのかを特定しないことには、損害賠償を請求することができません。ただ、免許証の提示を求めても良いのですが、警察を呼べば、ある程度必要な情報は手に入りますので、当事者で話をせずに、警察を呼ぶ対応で十分なことが多いです。
    また、警察に事故の届け出をしないと、保険金請求手続に必要な交通事故証明書が発行されません。仮に加害者側に警察へ届け出ないよう依頼されても、これに応じてはなりません。
    被害者が自動車保険に介入している場合には、事故発生の日時や場所、事故の概要について、直ちに通知しなければなりません。
    次に、事故現場の記録や目撃者、相手方等の供述を聞き、書き留めておきたいものではありませすが、ここまで証拠を収集していらっしゃる方は、まずほとんどおりませんので、前述した3つのことを行っていただければと思います(特に警察への届け出を必ずするようにお願い致します)。

  • Q. 軽微な事故や自損事故でも、警察に届け出ないといけないのでしょうか。
    A. 軽微な事故や自損事故であっても、警察に届け出ることが必要です。逆に自損事故だからといって警察に届け出ないと、罰則を受ける恐れがあります(道路交通法72条、117条、119条等)。

    交通事故は、その程度にかかわらず非常に重要な問題ですので、警察に届け出ることは必ず行うようにしてください。

  • Q. 交通事故の加害者には、法律上どのような責任が生じますか。
    A. 自動車運転者の事故による責任として、①民事上の責任、②刑事上の責任、③行政処分の3つの責任があります。

    ①民事上の責任については、被害者の人身損害(治療費や逸失利益、慰謝料など)や、車両の修繕費等の物損について、金銭賠償する責任を負います。
    ②刑事上の責任については、人身事故を起こした場合、刑法211条2項により自動車運転過失致死傷罪にあたり、刑罰を科される可能性があります。また、飲酒や無免許などによって人身の死傷事故を起こした場合は、刑法208条の2の危険運転致死傷罪として、より重い刑罰を科される可能性があります。
    ③行政処分は、刑罰ではありません。運転免許の取り消し・停止などの処分を受ける責任が生じます。